会社概要
ご挨拶
丸亀は北海道札幌の現在地で創業し、八十一年を迎えることが出来ました。
これもひとえにご贔屓いただきましたお客様、お支えいただきましたお取引先様、先人諸先輩各位のお陰と心より感謝申し上げます。
弊社は「北海道産白さけ」(秋さけや時不知など)を中心に主に塩蔵鮭(新巻鮭)を加工、販売しております。
安全で美味しい「鮭製品」をお客様にお届けすること、「私達の心がお客様の心に伝わるような鮭づくり」を行うことが私達丸亀の理念・目標です。
そのために商品の開発や仕入れ、加工包装、卸、お客様への販売を一貫して自分たちで行っております。
「北海道の食」としてイメージされるものの中でも「鮭」や「いくら」は上位に上がるそうです。
「北海道=新巻鮭・さけ」といった現状の認知度の高さや位置付けに私達は慢心することなく取り組めているのだろうか?
新たなお客様のニーズにおこたえできているだろうか?
お客様に原料や製品の背景や情報を的確にお伝えできているのだろうか?
今一度、自問自答をしながら、古くから守り伝えらえれてきた手仕事や手作業、職人技術は継承しつつ、新たな時代で必要とされ、お客様に心から喜んでいただける鮭づくりに丸亀は一意専心、精進を続けてまいります。
今日までのご贔屓、衷心より御礼申し上げますと共に、これからも弊社へのご贔屓を伏してお願い申し上げます。
平成28年12月 株式会社丸亀 代表取締役社長 若月裕之
創業八〇周年を迎えて
弊社は戦前の創業時より八〇年にわたり北海道の秋鮭を中心とした天然鮭の製造加工販売を行ってまいりました。
ここまで先代創業者の教えに従い「売れるものでなく良いものを」「鮭に魂をいただくからには自身の魂を吹き込むように鮭と向き合う」を念頭に品質第一で歩んでまいりました。
お陰様で「さしみ鮭」「熟成中辛鮭」をはじめ「塩引き鮭」などの鮭加工品を全国各地のお客様よりご支持をいただき今日を迎えられましたこと、心より御礼申し上げます。
近年の天然鮭を取り巻く環境は、温暖化、気象条件、海外情勢などによりめまぐるしく変化をしており、去年と今年、来年と一年たりとも同じ年はないという状況でございます。八〇年の節目を迎えた今、「丸亀の存在の意義はどこにあるのか?」を自問自答をし、社員とともに一丸「創意工夫と変革を怠らずより良い鮭造り」に邁進してまいりたいと存じます。今後共をご贔屓いただけますようお願い申し上げます。
平成27年6月 株式会社丸亀 代表取締役会長 若月英明
代表取締役会長 若月英明
鮭碑
創業者 鵜沼亀太郎
会社概要
会社名 | 株式会社 丸亀 |
---|---|
創業 | 1935年3月(昭和10年) |
設立 | 1960年1月22日(昭和35年) |
創業者 | 鵜沼 亀太郎 |
資本金 | 3000万円 |
代表者 |
代表取締役 会長 若月 英明 代表取締役 社長 若月 裕之 |
業種・事業内容 | 塩蔵鮭加工小売業・卸売業 |
登録商標 | さしみ鮭 1997年(平成9年) |
決算期 | 3月 |
従業員 | 26名(常勤) |
所在地 |
[本社・本店] [新千歳空港店] [大丸札幌店] |
主な御取引先様 |
新千歳空港ターミナルビルディング株式会社 |
取引銀行 |
秋田銀行札幌支店 |
沿革
西暦 | 年号 | 出来事 |
---|---|---|
1935年 | 昭和10年 |
鵜沼商店創業 創業者 鵜沼亀太郎 取扱 鮭、秋田の清酒、塩、味噌、醤油、煙草その他生活関連物資 |
1960年 | 昭和35年1月22日 | 有限会社 丸亀 法人設立 (酒と鮭の丸亀) |
昭和35年11月 | 丸亀かわら版発刊(通信販売開始) | |
1965年 | 昭和40年 | 羅臼漁場 仕込開始 〔さしみ鮭〕の販売開始 |
1978年 | 昭和53年 | 大倉山販売所 開設 登録商標 登録 |
1988年 | 昭和63年 | 円山本店 新社屋落成 |
1992年 | 平成4年 | 株式会社 丸亀 登記(3000万円増資) |
1997年 | 平成9年9月 | 『さしみ鮭』登録商標 登録 |
2002年 | 平成14年4月 | WEB・ホームページ開設 |
平成14年6月 |
若月英明 代表取締役 社長に就任 汐彩紀行 発刊 |
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2004年 | 平成16年 | 『さしみ鮭』が札幌商工会議所の『北のブランド』として認証 |
2005年 | 平成17年 | 創業70周年を迎える。 |
2006年 | 平成18年1月 | 東武百貨店様“北海道展” 高島屋様“グルメのための味百選”を皮切りに、本州催しへの出店を開始 |
2011年 | 平成23年7月 | 新千歳空港店オープン |
2012年 | 平成24年6月 | 円山本店 リニューアルオープン |
2013年 | 平成25年9月 | 通信販売管理システム入替導入 |
2015年 | 平成27年3月 | 札幌大丸店オープン 創業80周年を迎える |
2016年 | 平成28年7月 | 若月裕之 代表取締役社長に就任 (若月英明 代表取締役会長に就任) |
2018年 | 平成30年12月 | 丸亀オンラインショップリニューアルオープン |
2019年 | 平成31年1月 | 『熟成塩引鮭』が札幌商工会議所の『北のブランド金賞』を受賞 |
2019年 | 令和元年5月 | 札幌市HACCP ベーシックステージ認証を取得 |
2020年 | 令和2年1月 | 『熟成塩引鮭』が札幌商工会議所の『北のブランド金賞』を受賞 |
2020年 | 令和2年12月 | ふるさと納税(北海道 札幌市)のお礼の品に『熟成中辛鮭(秋さけ)半身切身』と
『熟成中辛鮭(活〆時不知)半身切身』が掲載されました。
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2021年 | 令和3年1月 | 『熟成塩引鮭』と『さしみ鮭秋鮭』が札幌商工会議所の『北のブランド金賞2021』を受賞 |
2022年 | 令和4年1月 | 『熟成塩引鮭』と『さしみ鮭秋鮭』が札幌商工会議所の『北のブランド金賞2022』を受賞 |
2022年 | 令和4年2月 | 『熟成塩引鮭』と『船上活〆時不知さしみ鮭づけ』の2商品が『北のハイグレード食品2022』を受賞 |
2022年 | 令和4年4月 | 「SECURITY ACTION」一つ星を宣言しました |
2022年 | 令和4年4月 | 「SECURITY ACTION」二つ星を宣言しました |
2022年 | 令和4年6月 | 2022年6月18日『鮭まぶしおむすび亀太郎』グランドオープン |
2022年 | 令和4年11月 | 『熟成塩引鮭』と『船上活〆時不知さしみ鮭づけ』が『道産食品登録』に新規登録 |
2023年 | 令和5年1月 | 『熟成塩引鮭』と『さしみ鮭秋鮭』が札幌商工会議所の『北のブランド金賞2023』を受賞 |
2023年 | 令和5年6月 | 3Dフリーザー®︎[急速冷却冷凍装置]を導入 |
2023年 | 令和5年7月 | 小型高温高圧調理機[達人釜]を導入 |
2023年 | 令和5年9月 | 2023年9月1日『おむすびLABO亀太郎』オープン!亀太郎の新拠点。キッチンカー亀太郎は外部出店用として稼働します。 |
経営理念
心が心に伝わる味づくり
- つくり手の心や魂がこもった心においしい、心に健やかな味をご提供し続けます。
- 感謝と謙虚な心。そこに創意工夫が生まれ新たな商品とサービスを創り出します。
- すべてのお客様の心、すべての従業員の心と丸亀を繋ぐ礎は相互信頼であると肝に銘じ公明正大に不断の前進を続けます。
経営方針
1. 鮭ひとすじに。魂込めて鮭と向き合います。(鮭魂(さけだましい))
私たちは自然の育みである鮭の魂をいただくことに感謝し大切に鮭と向き合います。そして自身の魂を込めて鮭と向き合い、鮭に触れ、鮭を素材に味づくりを行います。徹底した素材への拘りは品質に大切なことです。しかし同じ素材とつくり方をしてもその味に差が出ることがあるのは、そこにあるつくり手の「魂~想い」の有無であると考えます。
母の手作りの味が私たちにとっていつまでも懐かしく至福の味であるのはその「魂~想い」が内包されているからに相違ありません。
鮭に感謝と尊敬の念を持ち、鮭に魂を注ぐこと。これをなくして丸亀鮭はないと肝に銘じます。
2. 愛され続ける商品をつくります。(品質本位経営)
私たちは目先の情勢や利益に翻弄されることなくお客様の笑顔と支持され続けることを目標に味づくりを行います。 常に謙虚に慢心することなく向学の意識を持って独創的な商品づくり、加工、開発を行います。
3. 一期一会の緊張感をもって縁に感謝し絆を大切に営業します。
- 丸亀が毎年同じ時期に鮭と出会えること
- お客様に丸亀をお選びいただけること
- 丸亀という組織を通じて従業員それぞれが共に働くことができること
お客様とのご縁、北海道に帰ってくる鮭との縁、そして従業員同士の絆に感謝をし日々営業してまいります。そして、お客様のご縁や絆に寄り添える商品やサービスのご提供を丸亀は目指してまいります。
4. よりよき丸亀はより良き社員によってつくられます
- 丸亀において味づくりの継承や新たな商品開発、そして発展は社員一人ひとりの資質の向上と協力によって実現できるものであり、人材は丸亀の重要な財産です。
より良き社員とは、礼節をわきまえ、公明正大、謙虚な姿勢を持ち、その上で丸亀の理念、方針を体得し丸亀を愛し、仕事を誇り、理想の実現に向かって具体的な努力を実践できる人々です。心身共に健康で、仕事に自負をもった社員が、助けあい、励ましあい、鍛えあって、より強く連帯してこそ丸亀が理想とする相互信頼組織が醸成され、そこに真の人間集団としての丸亀を作り出すことができると考えています。
丸亀行動指針
- 感謝と敬い、謙虚の心で、公明正大に行動します。
- 和は力。相互信頼をもって結束、切磋琢磨、発展します。
- 組織の継続ひいては伝統はお客様の心と私たちの研鑽、創意工夫、革新により実現されます。
- 売れるか否か、規模や仕事の大小に翻弄されてはいけない。商品とサービスは品質本位、小さくともお客様からその存在価値を認め続けていただくことに価値がある。
- 賢愚やブランドは自認するものではない。他人やお客様の信頼を創ることがその道である。
- 贈答の承りは委託者たるお客様の心の延長と知らなくてはならない。
- 隙のない心配りと気配り、サービスとはそのようなものである。
- 長期の計画を持つこと。そこに忍耐と工夫とそして正しい努力と希望が生まれる。
シンボルマーク
【登録商標】
この亀のロゴは平成元年、創業者鵜沼亀太郎の自筆です。
亀のごとく、のっしのっしと決して歩みは速くなくとも、着実な歩みを続けたいという想いが込められており、これは丸亀の企業理念の根底に流れる創業の精神です。
丸亀の登録商標
平成9年登録商標
平成18年登録商標
昭和59年登録商標